青森編
学生時代に、青森に旅行にいったのも勢いです。やはり飲んでいる時に決まりました。何でも東北地方は美人が多くて、特に秋田や青森は美人の産地らしいというはなしになりました。そして、驚くことに青森のねぶた祭の夜は、オープンで男性が女性をさそうとノーといわないというではありませんか。いや、むしろ女の方から誘ってくるという話です。われわれにその情報を教えてくれた男は青森県出身、まちがいありません。さっそく、青森のねぶた祭りをめざしました。しかし、途中で気がつきました、ねぶたまつりは2日後ということに。しかたがないので、途中で観光をしながら青森をめざすことにしました。山形県にむかいました。理由は、そこに友達がいるというだけです。しかし、山形はいいところでした。名所の山寺にものぼりました。夏真っ盛り。静けさや、岩にしみいる、蝉の声。なぜ、静けさやと読んだのでしょう。芭蕉の奥の深さにうたれました。山頂からの眺めは絶景でした。田んぼの中をはしる仙石線の電車がめにやきついています。夜は山形の街で宴会です。なんやかやで、ついに青森に着きました。青森はねぶたまつりのせいで大変な混雑です。不安がよぎり、まず宿を探すことにしました。どこも空いていません。逆にたづねられました。本当にねぶたまつりの当日に宿があいていると思ったのかと。我々は思っていません、何も考えていなかっただけですと答えました。その観光課の人は親切な人で、青森駅から電車で近い浅虫温泉と言うところを紹介してくれました。さすがにそのへんは空いている部屋があるようです。部屋に荷物をおいて、ねぶたまつりに向かいました。街も我々も燃えています。しかし、あろうことか雨がぽつりぽつり。嫌な予感がしましたが、ねぶたまつりは予定通りはじまりました。大きなだしが、らっせらーらっせらーのかけ声とともに駆け抜けていきます。さすがに圧倒される迫力です。しかし、前半戦が終わり、これから本番というところで大雨に。雨に弱いねぶたはまつりは中止になってしまいました。こうなれば夜のまちでナンパしかありません。すれ違う女性に声をかけても、だれも相手にしてくれません。それはそうです。男女がオープンになるのは、ねぶたを踊った地元にもの同士ということに気がつきました。